[20100411]万有生命科学振興国際交流財団 若手医学研究奨励事業 | kenq.info*
[20100412]ファイザープログラム ~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援 第10回 新規助成 | kenq.info*
[20100413]A-STEP(研究成果最適展開支援事業)【FS】ステージ 探索タイプ | kenq.info*
[20100414]A-STEP(研究成果最適展開支援事業)【FS】ステージ シーズ顕在化タイプ | kenq.info*
[20100415]A-STEP(研究成果最適展開支援事業)【FS】ステージ 起業検証タイプ | kenq.info*
[20100416]重粒子線がん治療装置等共同利用研究課題及び装置共用課題の募集 | kenq.info*
[20100417]学校評価の評価手法等に関する調査研究について(公募) | kenq.info*
[20100418]「基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発/橋渡し促進技術開発」(平成22年度新規)に係る公募 | kenq.info*
[20100419]「後天的ゲノム修飾のメカニズムを活用した創薬基盤技術開発」の公募 | kenq.info*
[20100420]平成22年度「産業技術研究開発補助金(超高速輸送機実用化開発調査事業)」に係る交付先の公募 | kenq.info*
[20100421]平成22年度「代替フロン等3ガスの排出削減設備の開発・実用化支援事業」の公募 | kenq.info*
[20100422]「蓄電複合システム化技術開発」に係る公募 | kenq.info*
[20100423]2011年堀之内朗記念研究助成 | kenq.info*
[20100424]平成22年度石炭利用技術振興費補助金補助事業(低品位炭からのクリーンメタン製造技術研究) | kenq.info*
[20100425]平成22年度石炭利用技術振興費補助金補助事業(高効率褐炭乾燥システム研究) | kenq.info*
[20100426]国際石炭利用技術振興費補助金(気候変動対応クリーンコール技術国際協力事業) | kenq.info*
[20100427]平成22年度「石油供給構造高度化事業費補助金(精製機能集約強化事業に限る。)」 | kenq.info*
[20100428]平成22年度「高度通信・放送研究開発委託研究」(1)革新的光ファイバ技術の研究開発 | kenq.info*
[20100429]平成22年度「高度通信・放送研究開発委託研究」 | kenq.info*
[20100430]平成22年度中小企業等の次世代の先端技術人材の育成・雇用支援事業第2次公募 | kenq.info*
[20100431]平成22年度次世代地球観測衛星利用基盤技術の研究開発(金属資源探査技術の研究開発)に係る共同研究テーマ | kenq.info*
[20100432]平成22年度 知見活用型海外地質構造調査 | kenq.info*
[20100433]平成22 年度「ESPO(東シベリア-太平洋)原油のアジア市場における影響調査」 | kenq.info*
[20100434]平成22 年度「東シベリア石油・天然ガスに関連するロシア語論評誌・論説翻訳および考察業務」 | kenq.info*
[20100435]学際共同利用プログラム「計算基礎科学プロジェクト」 | kenq.info*
[20100436]財団法人油脂工業会館 平成23年度 研究助成 | kenq.info*
[20100437]三越医学研究助成 | kenq.info*
[20100438]三越海外留学渡航費助成 | kenq.info*
[20100439]日本臨床心理士養成大学院協議会 研究助成 <A:特別課題研究> | kenq.info*
[20100440]日本臨床心理士養成大学院協議会 研究助成 <B:研究助成> | kenq.info*
2010年5月31日月曜日
2010年5月27日木曜日
[20100526]サイト更新情報
[20100410]「坑井内流動解析シミュレータの開発」に係る委託先の公募 | kenq.info*
[20100409]第37回(平成22年度)大和証券ヘルス財団調査研究助成 | kenq.info*
wordの差し込みデータは、excelじゃなくてaccessのデータで良いことに今日初めて気付きました。今までやってきたことは何だったんだと。成長なければ後悔もなし、後悔あれば成長ありという調子で前向きに捉えよう。
全然別の話で、Googleカレンダーとの連携を今考えている。しかし、そこでgoogleカレンダーのバグを発見してしまい、それが自分のやろうとしていることにとって致命的なため現状は頓挫中。
ブログランキングはさっそく二桁台に躍り出た。ジャンルがマイナーすぎてそもそも登録されているブログ、定期的に更新されているブログが少なすぎるので上に行くのはわりと簡単そう。むしろ、それでアクセスが増えるのかというところの方が怪しい気が。
[20100409]第37回(平成22年度)大和証券ヘルス財団調査研究助成 | kenq.info*
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全然別の話で、Googleカレンダーとの連携を今考えている。しかし、そこでgoogleカレンダーのバグを発見してしまい、それが自分のやろうとしていることにとって致命的なため現状は頓挫中。
ブログランキングはさっそく二桁台に躍り出た。ジャンルがマイナーすぎてそもそも登録されているブログ、定期的に更新されているブログが少なすぎるので上に行くのはわりと簡単そう。むしろ、それでアクセスが増えるのかというところの方が怪しい気が。
2010年5月26日水曜日
2010年5月25日火曜日
[20100525]サイト更新情報
[20100406]ホクト生物科学振興財団 平成2 2 年度 助成先公募 | kenq.info*
[20100407]平成22年度 財団法人国際協力医学研究振興財団 第二次調査研究助成 | kenq.info*
[20100408]国土交通省国土計画局 平成22年度国土政策関係研究支援事業 | kenq.info*
いろいろ効率化していたら、そういえば毎日更新できるよなーと思って更新してみた。リストの作成は面倒なんで週末になりそうです。それと、ブログランキングに登録してみた。
[20100407]平成22年度 財団法人国際協力医学研究振興財団 第二次調査研究助成 | kenq.info*
[20100408]国土交通省国土計画局 平成22年度国土政策関係研究支援事業 | kenq.info*
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[20100524]本日見つけた公募情報
本日の更新情報はこちら
→[とりあえずリンク/20100524] | kenq.info*
サイトの方だけ見てもtwitterやっているのがよく分からないと思われたので、「follow me」ボタンを付けてみた。それとついでに調子に乗って、retweetボタン、その他のソーシャルブックマークへのリンクも付けてみた。アイコンが結構色とりどりだったんで、多少ページも華やかになった。
デザインで言えば、トップの各カテゴリごとのリンクを画像化した。ようやくできた、というべきか。徐々にスキルが上がっていることが実感できる。それがアクセスに跳ね返ってくれればやる気も増すのだが、まだまだ難しそう。今は耐えるときか。
最後に、絞り込み検索ができるようにしたい。たとえば「理工系」で「500万以上」で「1~3年」の事業があるかなーと調べたいときに、現状では無理なのだ。そして、ニーズは間違いなく高い。そもそもこの手のサイトの真骨頂はそういうもんだろう。
実はやろうと思えば簡単。そういうプラグインは存在し(WordPress用絞り込み検索プラグイン「FE Advanced Search」)、それを使えばすぐに実装可能であると思われる。唯一の障害はそれが有料であること、しかも個人には中々手の出せないようなステキプライスであること。サイトに値段は書いていないけれども、ペイパルのリンクを踏むと料金がで出るようになっている。お値段、¥99,000JPYなり。1万ちょっとくらいなら頑張って良いかなと考えていたが、さすがに10万はつらい。アフィリエイトがそれなりに収益をあげられるようになったら是非買いたいと思いますのでご助力お願いいたします。寄付も大歓迎ですww
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サイトの方だけ見てもtwitterやっているのがよく分からないと思われたので、「follow me」ボタンを付けてみた。それとついでに調子に乗って、retweetボタン、その他のソーシャルブックマークへのリンクも付けてみた。アイコンが結構色とりどりだったんで、多少ページも華やかになった。
デザインで言えば、トップの各カテゴリごとのリンクを画像化した。ようやくできた、というべきか。徐々にスキルが上がっていることが実感できる。それがアクセスに跳ね返ってくれればやる気も増すのだが、まだまだ難しそう。今は耐えるときか。
最後に、絞り込み検索ができるようにしたい。たとえば「理工系」で「500万以上」で「1~3年」の事業があるかなーと調べたいときに、現状では無理なのだ。そして、ニーズは間違いなく高い。そもそもこの手のサイトの真骨頂はそういうもんだろう。
実はやろうと思えば簡単。そういうプラグインは存在し(WordPress用絞り込み検索プラグイン「FE Advanced Search」)、それを使えばすぐに実装可能であると思われる。唯一の障害はそれが有料であること、しかも個人には中々手の出せないようなステキプライスであること。サイトに値段は書いていないけれども、ペイパルのリンクを踏むと料金がで出るようになっている。お値段、¥99,000JPYなり。1万ちょっとくらいなら頑張って良いかなと考えていたが、さすがに10万はつらい。アフィリエイトがそれなりに収益をあげられるようになったら是非買いたいと思いますのでご助力お願いいたします。寄付も大歓迎ですww
2010年5月23日日曜日
[20100523]サイト更新情報
平成22年度 ノーステック財団 発展・橋渡し研究補助金
平成22年度 ノーステック財団 重点研究・モデル化研究補助金
平成22年度 ノーステック財団 食関連クラスター支援事業補助金
日本鉄鋼協会 第20回(平成23年度助成開始) 鉄鋼研究振興助成(含む石原・浅田研究助成)
頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム
テルモ科学技術振興財団 特定研究助成
テルモ科学技術振興財団 一般研究助成
平成22年度「産業技術研究開発補助金(小型民間輸送機等開発調査事業)」に係る交付先の公募
レントオール奨学財団 研究助成
平成22年度農林水産政策科学研究委託事業
太陽生命厚生財団 ボランティアグループ等が行う事業への助成
太陽生命厚生財団 老人保健、生活習慣病または高齢者福祉に関する研究・調査への助成
大同生命厚生事業団 地域保健福祉研究助成
平成22年度ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(地理・空間情報基盤活用サービス実証事業2次公募)に係る委託先の公募
海外留学奨学金
平成22年度「脳科学研究戦略推進プログラム」の実施機関公募
平成22年度「革新的細胞解析研究プログラム(セルイノベーション)」の実施機関公募
緊急経済対策試作品づくり等支援事業費(海外連携分)補助金の公募
研究開発プロジェクトの「技術論文」データベース化等に関する調査の公募
トステム建材産業振興財団 第19回(平成22年度)研究助成
第23回(平成22年度)松尾学術研究助成
平成22年度 電波の安全性に関する評価技術に係る提案公募 電波の人体への安全性に関する評価技術
平成22年度 電波の安全性に関する評価技術に係る提案公募 電波の電子機器等への影響に関する調査
低放射化フェライト鋼の残留応力に及ぼす溶接後熱処理に関する研究
「次世代蓄電池材料評価技術開発」に係る公募
北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 共同研究募集(1)特定共同研究
北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 共同研究募集(2)一般共同研究
泉科学技術振興財団 平成22年度研究助成
泉科学技術振興財団 平成22年度研究会リーダー助成
[20100522]本日見つけた公募情報
本日の更新情報はこちら
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そろそろ多少デザインにも力を入れていきたい。これがわりと良い気分転換だったりする。スキルがないだけに、分かったときのカタルシスが半端ない。ちなみにカタルシスは元々ギリシャ語で、「浄化、排泄」の意なんだとか。排泄行為で浄化されるわけですね。
カタルシスとは - はてなキーワード
2010年5月20日木曜日
[20100520]本日見つけた公募情報
本日の更新情報はこちら
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なんか最近アクセスがないなーと思っていたら、アクセス解析をやっているツールを停止させたままだった。どうにかサイトを軽くしようとあれこれいじったまんま、復活させるのを忘れていたようだ。そりゃ無理だ。
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なんか最近アクセスがないなーと思っていたら、アクセス解析をやっているツールを停止させたままだった。どうにかサイトを軽くしようとあれこれいじったまんま、復活させるのを忘れていたようだ。そりゃ無理だ。
2010年5月19日水曜日
[20100519]本日見つけた公募情報
本日の更新情報はこちら
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※ せっかく見てくださる方には他の公募情報もぜひ見ていただきたいことを考えて、サイトの方にとりあえずの情報リストを掲載することにしました。もっとも、そのページへのリンクはここに貼るつもりです。このブログはブログとして、これまでどおりぼちぼち更新情報を書いていきます。
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※ せっかく見てくださる方には他の公募情報もぜひ見ていただきたいことを考えて、サイトの方にとりあえずの情報リストを掲載することにしました。もっとも、そのページへのリンクはここに貼るつもりです。このブログはブログとして、これまでどおりぼちぼち更新情報を書いていきます。
2010年5月18日火曜日
なし崩し的に公開しました
ぼちぼち機能も最低限は整ってきたので、そろそろ宣伝を始めようかなと思った矢先にtwitterの個人アカウントで更新情報をつぶやいてしまい、なし崩し的に個人アカウント上でこんなんやってますという紹介をするに至った。かっこわるいなぁ。
できる限りこれまで伏せていたのは、中身があまりにもお粗末であったため。何にせよ第一印象でおおよそは決まってしまうのであって、その最初に多少のインパクトが望めなければそれ以降見てくれることは期待できない。よって、できる限り見た目も整えて、コンテンツもある程度充実させた上で周知をする方が長期的な視野で考えれば良いのではないかと考えたわけである。
今のタイミングが良いか悪いかというとそんなに良いとは思わないけれども、そういうことを言い出したら切りがないので良いきっかけだったと割り切るしかないのではないかと。
そういうわけで、お知り合いの方々は今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ご意見要望あればtwitterでも直接メールでも結構ですのでお待ちしております。
「高学歴ワーキングプアの解消をめざして ~学術の危機と若手研究者・ポスドク問題」に行ってきた。
高学歴ワーキングプアの解消をめざして~学術の危機と若手研究者・ポスドク問題へ行ってきた。一応その印象を記録しておくことにする。
結論から言うと、ステレオタイプの労働運動と大差ない気がした。国に頼ることばかりを主張し、現実問題として労働市場で価値があると見なされていない人々に対しての批判も反省もない。彼らは主張する。ポスドクは能力があるのだと。それは結構だが、であればなぜ優秀なポスドクは社会に受け入れられないのかをもっと前向きに反省するべきではないか。通常、モノが売れない場合に考えるのはモノが悪いか宣伝が悪いかということである。彼らは優秀なのであろうから前者は問題ないとして、おそらくの問題は後者、つまり社会の側に対してポスドクが有用であることを認識させることができていないことである。とすれば、それをどのように宣伝していくかという議論が盛り上がって然るべきであるのに、全体を通して出てくるのは文句と不幸自慢ばかり(途中で帰ったので最後までかどうかは知らない)。この程度の問題認識もできていない方がいかに自分たちが優秀と叫んだところで、社会の理解は当分得られないだろう。
とはいえ、博士課程を出た人たちのキャリアパスという問題を何とかしなければならないことは事実である。わたしの意見は、上でも少し述べたようにポスドクの能力をもっと社会に広報していくべきというもの。まず、ポスドクのすべてが優秀であるわけではないし、これから少子化が進展していくのであるから、教員一人当りの学生数などの数字を勘案することは必要であるけれども大学教員の数を大幅に増やすという選択はあまり現実的ではない。
そうすると、その受け皿は必然的に民間企業となる。民間企業は結局のところ「儲けてナンボ」の世界であって、手に入れることが利益に結びつくことと分かれば飛びついてくるのは確実だ。議論の中で出てきていたけれども、ポスドクを定期的に雇用している会社では、徐々に採用する人数が増えてきているのだという。これはポスドクが「思ったほど悪くない」ということであり、この循環を拡大させていくことで雇用問題の解決の糸筋となりうる。そのために必要なのは、ポスドクが企業に就職して利益に貢献しているという成功事例を集めて企業や社会に対して広報していくことだろう。
今回のシンポジウム、何となく後ろ向きのトーンになりそうなのはビラの雰囲気で察しは付いていたのだが、それでも参加したのは「NPO法人サイエンス・コミュニケーション!」の理事を務めておられる榎木英介氏が参加されると知ったため。そもそもの発端も前日にtwitterで氏のつぶやきからこのシンポを知ったことによる。この法人は設立趣旨として研究者の意見集約と同時に「科学研究者と市民、あるいは科学研究者同士の科学コミュニケーション」を掲げている点で以前から注目しており、多少前向きな話があるかもとその点に期待して出掛けたのであった。結果は上記のとおりなわけであるが、シンポのトーンは氏の意見とはまた若干異なっていて、空気を読んだと捉えるのが正しかろう。その意味で言うと、ブログでの以下の文言は興味深い。
結論から言うと、ステレオタイプの労働運動と大差ない気がした。国に頼ることばかりを主張し、現実問題として労働市場で価値があると見なされていない人々に対しての批判も反省もない。彼らは主張する。ポスドクは能力があるのだと。それは結構だが、であればなぜ優秀なポスドクは社会に受け入れられないのかをもっと前向きに反省するべきではないか。通常、モノが売れない場合に考えるのはモノが悪いか宣伝が悪いかということである。彼らは優秀なのであろうから前者は問題ないとして、おそらくの問題は後者、つまり社会の側に対してポスドクが有用であることを認識させることができていないことである。とすれば、それをどのように宣伝していくかという議論が盛り上がって然るべきであるのに、全体を通して出てくるのは文句と不幸自慢ばかり(途中で帰ったので最後までかどうかは知らない)。この程度の問題認識もできていない方がいかに自分たちが優秀と叫んだところで、社会の理解は当分得られないだろう。
とはいえ、博士課程を出た人たちのキャリアパスという問題を何とかしなければならないことは事実である。わたしの意見は、上でも少し述べたようにポスドクの能力をもっと社会に広報していくべきというもの。まず、ポスドクのすべてが優秀であるわけではないし、これから少子化が進展していくのであるから、教員一人当りの学生数などの数字を勘案することは必要であるけれども大学教員の数を大幅に増やすという選択はあまり現実的ではない。
そうすると、その受け皿は必然的に民間企業となる。民間企業は結局のところ「儲けてナンボ」の世界であって、手に入れることが利益に結びつくことと分かれば飛びついてくるのは確実だ。議論の中で出てきていたけれども、ポスドクを定期的に雇用している会社では、徐々に採用する人数が増えてきているのだという。これはポスドクが「思ったほど悪くない」ということであり、この循環を拡大させていくことで雇用問題の解決の糸筋となりうる。そのために必要なのは、ポスドクが企業に就職して利益に貢献しているという成功事例を集めて企業や社会に対して広報していくことだろう。
今回のシンポジウム、何となく後ろ向きのトーンになりそうなのはビラの雰囲気で察しは付いていたのだが、それでも参加したのは「NPO法人サイエンス・コミュニケーション!」の理事を務めておられる榎木英介氏が参加されると知ったため。そもそもの発端も前日にtwitterで氏のつぶやきからこのシンポを知ったことによる。この法人は設立趣旨として研究者の意見集約と同時に「科学研究者と市民、あるいは科学研究者同士の科学コミュニケーション」を掲げている点で以前から注目しており、多少前向きな話があるかもとその点に期待して出掛けたのであった。結果は上記のとおりなわけであるが、シンポのトーンは氏の意見とはまた若干異なっていて、空気を読んだと捉えるのが正しかろう。その意味で言うと、ブログでの以下の文言は興味深い。
この問題の解決のためなら、どのような政治的な立場の方々ともお話するつもりだ。
科学政策ニュースクリップ より
2010年5月15日土曜日
「科学技術政策に関するご意見募集について」についての意見
前回書いたように、文科省が行っていた科学技術政策に関する意見募集に対しての意見を貼り付けておく。締切前日にでっち上げた資料だけに、詳細な詰めは怪しいところではあるものの概ね言いたいことは伝わる程度にはなっているのではないか。
なお、最初に作ったのはPowerpointで、以下のリンクからPDF形式で開くことができる。その後に、PDFではなくてテキストで出してね!というお叱りがあり、さらに急いで半日でとりあえず作ったのがテキストの方。もしお暇であればご覧いただき、さらに暇をもてあますようであればご意見いただけると幸いである。
今後の科学技術政策の抜本的改革案(PDFファイル、たいそうなタイトル付けたもんだなw)
まず、科学技術が日本の生き残りのための最重要課題であるという認識は政府にもおありかと思います。科学技術基本計画や新成長戦略を見ましても、同様の文言は容易に見つけることが可能です。ただし実際のところ、我が国の科学技術関係予算は他国と比較すると多いどころかむしろ少ないというのが現状です。今後も続くであろう熾烈な競争を前に、この予算を維持、拡大させていくことは不可欠ではないかと思います。
しかし、予算を拡大させていくことと、これまでの延長で今後の科学技術政策を遂行していくことは必ずしもイコールではありません。「質」と「量」という指標で考えると、これまでの文科省の施策は「量」、つまり予算の金額にのみ焦点が当てられて、「質」、つまりそれをどのように活用するかという観点が欠如していたのではないかとわたしは考えます。
このように申し上げますのには二つの理由があります。第一に、一部研究者への予算の集中への懸念があります。近年順調に科学技術関係予算が拡大したことにより、優秀な研究者は潤沢な予算を獲得することができるようになりました。これは大変結構なことですが、反面で一部の研究者へ予算が集中し、費用対効果の点、研究室間での予算格差の固定化などの問題が指摘されるようにもなっています。
第二に、財政状況の悪化です。平成21年度予算での公債依存度は43%に及び、国と地方を合わせた長期債務残高は対GDP比で168%になる見込みとなるような状況の中、無尽蔵な予算拡大を続けることはできません。単純な予算拡大ではなく、その予算をどうやって額面以上に生かすかという方向性が模索されて然るべきではないかと思います。
こういった問題認識からわたしが提案いたしますのが、冒頭にあります「研究者が研究に集中できる環境づくり」です。研究活動に必要であるのは大雑把に言って「金」と「時間」です。さまざまな施策の結果、「金」という分かりやすい指標は拡大しつつあります。しかしその一方で、「時間」については「金」ほどに考慮されず、むしろ失われつつあります。これは文科省による調査、若手研究者による提言から明らかです(詳細は添付資料を確認のこと)。さらに重要であるのは、最近になって研究の成果である論文数が減少傾向にあるという事実です。これもトムソンロイターの発表論文データベースから明らかとなっています。(同)
そこで、わたしは研究者へ「時間」を与えることを主張します。単純に時間を増やすことはできませんが、これは研究者が現在行っている、研究以外の仕事を減らすことで実質的に可能となります。そして、この改善の最良の手段とわたしが考えるのが研究開発を管理する新たな電子システムの構築です。
理由としてはまず、費用対効果が大きいことが挙げられます。基盤的なシステムの機能、利便性の向上は研究者全体に影響を及ぼし、それが価値あるものとなれば効果は非常に大きくなります。第二には研究者の側からの具体的な要望があることが挙げられます。それらの情報を元にシステムを構築できれば、書類作成や審査などの手間を大幅に減らすことが可能です。
最後に、現行のシステムの限界が挙げられます。現行でもe-
Radというシステムが稼働しており、電子的に応募の受付、審査が可能となっております。しかし、このシステムの目的は研究費の不合理な集中、重複の排除にあり、研究者の利便性への配慮という観点がそもそも欠落しております。また、システム上で各府省のさまざまな事業に応募することができますが、その応募フォーマット、制度等の統一を伴わないままにシステム化しているために事業ごとに応募方法が異なるという複雑なものになっています。これらを総じて言うと、現行システムは事業担当者中心の設計となっており、研究者が享受できるメリットは非常に少ないと言わざるを得ません。
そのため、新たなシステムにおいては「事業担当者中心」から「研究者中心」へと発想を転換することを提案します。具体的にはまず、応募、審査、報告といった助成事業の一連の流れの中にある様式の統一化、簡略化を行う必要があります。これにより、研究者が事業ごとに応募の方法を理解する手間を軽減することができます。これは単にシステムの改修で済む話ではなく、各事業との擦り合わせが不可欠です。それゆえに容易なことではありませんが、このことなしにシステム化したところでその効果は限定的です。
次に、研究者情報の管理機能を組み込むことが必要です。研究者の経歴や業績、過去に受け入れた研究費などの情報は、現状では個々の応募ごとに個々の異なった様式に対して研究者自身が作成しています。ただ、システム上でこれらの情報をデータベースとして保有しておけば、個々の応募ごとに書類を作成する必要はありません。過去の研究費などは応募ごとに自動的に取り込まれるようにすれば、正確性という点でもメリットがあります。
最後に、紙媒体前提によるシステムから、システムの中ですべてを完結させるという発想の転換が必要です。現状では応募をシステム上で受け付けていても、最終的には紙媒体で印刷できる形(PDFファイル)で出力されるという方式が一般的です。これは旧来の様式の変更を行わないままにシステム化を行った結果でしょうが、このためにシステム化によるメリット(たとえば他のデータベースへのリンク)が薄れ、さらにはシステム上での提出と紙での提出と応募の手間を二重にしてしまっています。システム上ですべてが完結するようにすることで、研究者の負担を軽減することが可能です。
これらの視点に基づく新たなシステムは、研究者の負担軽減はもちろんのこと、その他の波及効果も期待できます。第一に研究成果の国民への発信が期待できます。研究者の過去の業績のデータベースを一般国民にも分かるような概要を付け加えた上で解放することにより、これまで十分に行われてこなかった研究成果の国民への発信を新たな手間をかけずに自動的に果たすことができるようになります。これにより、科学への興味関心の惹起(未来の研究者育成)、科学技術政策への理解(予算拡大への理解)を期待することができます。第二に、共同研究、産学連携の促進です。データベースを活用することにより、個々の研究者がどのような研究を行っているのかを知ることができるため、共同研究、産学連携の促進させることができます。(米国では連邦助成研究成果のオープンアクセス義務化の議論もあります(H.R.5037:Federal Research Public Access Act of 2009))
今、科学技術政策は岐路に立っています。第四期の科学技術基本計画に向けて議論が進められているところですが、これまで述べてきたとおり、現行の単純な拡大路線ではやがて限界が来ることは目に見えています。かつ、何よりも認識いただきたいのは現行の施策の中で、成果は増加どころかむしろ減少しつつあるということです。こういった認識を元に、わたしはこれまでの施策を見直して、予算の拡大とは別に「研究者が研究に集中できる環境づくり」をもう一つの柱として位置づけること、そしてその具体的な方策として新たな発想に基づく研究開発管理のシステム構築を提案いたします。
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なお、最初に作ったのはPowerpointで、以下のリンクからPDF形式で開くことができる。その後に、PDFではなくてテキストで出してね!というお叱りがあり、さらに急いで半日でとりあえず作ったのがテキストの方。もしお暇であればご覧いただき、さらに暇をもてあますようであればご意見いただけると幸いである。
今後の科学技術政策の抜本的改革案(PDFファイル、たいそうなタイトル付けたもんだなw)
(やむを得ず作ったテキスト版)
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わたしは、今後の科学技術政策についての意見として、「研究者が研究に集中できる環境づくり」を新たな研究開発の支援策として位置づけることを提案いたします。
まず、科学技術が日本の生き残りのための最重要課題であるという認識は政府にもおありかと思います。科学技術基本計画や新成長戦略を見ましても、同様の文言は容易に見つけることが可能です。ただし実際のところ、我が国の科学技術関係予算は他国と比較すると多いどころかむしろ少ないというのが現状です。今後も続くであろう熾烈な競争を前に、この予算を維持、拡大させていくことは不可欠ではないかと思います。
しかし、予算を拡大させていくことと、これまでの延長で今後の科学技術政策を遂行していくことは必ずしもイコールではありません。「質」と「量」という指標で考えると、これまでの文科省の施策は「量」、つまり予算の金額にのみ焦点が当てられて、「質」、つまりそれをどのように活用するかという観点が欠如していたのではないかとわたしは考えます。
このように申し上げますのには二つの理由があります。第一に、一部研究者への予算の集中への懸念があります。近年順調に科学技術関係予算が拡大したことにより、優秀な研究者は潤沢な予算を獲得することができるようになりました。これは大変結構なことですが、反面で一部の研究者へ予算が集中し、費用対効果の点、研究室間での予算格差の固定化などの問題が指摘されるようにもなっています。
第二に、財政状況の悪化です。平成21年度予算での公債依存度は43%に及び、国と地方を合わせた長期債務残高は対GDP比で168%になる見込みとなるような状況の中、無尽蔵な予算拡大を続けることはできません。単純な予算拡大ではなく、その予算をどうやって額面以上に生かすかという方向性が模索されて然るべきではないかと思います。
こういった問題認識からわたしが提案いたしますのが、冒頭にあります「研究者が研究に集中できる環境づくり」です。研究活動に必要であるのは大雑把に言って「金」と「時間」です。さまざまな施策の結果、「金」という分かりやすい指標は拡大しつつあります。しかしその一方で、「時間」については「金」ほどに考慮されず、むしろ失われつつあります。これは文科省による調査、若手研究者による提言から明らかです(詳細は添付資料を確認のこと)。さらに重要であるのは、最近になって研究の成果である論文数が減少傾向にあるという事実です。これもトムソンロイターの発表論文データベースから明らかとなっています。(同)
そこで、わたしは研究者へ「時間」を与えることを主張します。単純に時間を増やすことはできませんが、これは研究者が現在行っている、研究以外の仕事を減らすことで実質的に可能となります。そして、この改善の最良の手段とわたしが考えるのが研究開発を管理する新たな電子システムの構築です。
理由としてはまず、費用対効果が大きいことが挙げられます。基盤的なシステムの機能、利便性の向上は研究者全体に影響を及ぼし、それが価値あるものとなれば効果は非常に大きくなります。第二には研究者の側からの具体的な要望があることが挙げられます。それらの情報を元にシステムを構築できれば、書類作成や審査などの手間を大幅に減らすことが可能です。
最後に、現行のシステムの限界が挙げられます。現行でもe-
Radというシステムが稼働しており、電子的に応募の受付、審査が可能となっております。しかし、このシステムの目的は研究費の不合理な集中、重複の排除にあり、研究者の利便性への配慮という観点がそもそも欠落しております。また、システム上で各府省のさまざまな事業に応募することができますが、その応募フォーマット、制度等の統一を伴わないままにシステム化しているために事業ごとに応募方法が異なるという複雑なものになっています。これらを総じて言うと、現行システムは事業担当者中心の設計となっており、研究者が享受できるメリットは非常に少ないと言わざるを得ません。
そのため、新たなシステムにおいては「事業担当者中心」から「研究者中心」へと発想を転換することを提案します。具体的にはまず、応募、審査、報告といった助成事業の一連の流れの中にある様式の統一化、簡略化を行う必要があります。これにより、研究者が事業ごとに応募の方法を理解する手間を軽減することができます。これは単にシステムの改修で済む話ではなく、各事業との擦り合わせが不可欠です。それゆえに容易なことではありませんが、このことなしにシステム化したところでその効果は限定的です。
次に、研究者情報の管理機能を組み込むことが必要です。研究者の経歴や業績、過去に受け入れた研究費などの情報は、現状では個々の応募ごとに個々の異なった様式に対して研究者自身が作成しています。ただ、システム上でこれらの情報をデータベースとして保有しておけば、個々の応募ごとに書類を作成する必要はありません。過去の研究費などは応募ごとに自動的に取り込まれるようにすれば、正確性という点でもメリットがあります。
最後に、紙媒体前提によるシステムから、システムの中ですべてを完結させるという発想の転換が必要です。現状では応募をシステム上で受け付けていても、最終的には紙媒体で印刷できる形(PDFファイル)で出力されるという方式が一般的です。これは旧来の様式の変更を行わないままにシステム化を行った結果でしょうが、このためにシステム化によるメリット(たとえば他のデータベースへのリンク)が薄れ、さらにはシステム上での提出と紙での提出と応募の手間を二重にしてしまっています。システム上ですべてが完結するようにすることで、研究者の負担を軽減することが可能です。
これらの視点に基づく新たなシステムは、研究者の負担軽減はもちろんのこと、その他の波及効果も期待できます。第一に研究成果の国民への発信が期待できます。研究者の過去の業績のデータベースを一般国民にも分かるような概要を付け加えた上で解放することにより、これまで十分に行われてこなかった研究成果の国民への発信を新たな手間をかけずに自動的に果たすことができるようになります。これにより、科学への興味関心の惹起(未来の研究者育成)、科学技術政策への理解(予算拡大への理解)を期待することができます。第二に、共同研究、産学連携の促進です。データベースを活用することにより、個々の研究者がどのような研究を行っているのかを知ることができるため、共同研究、産学連携の促進させることができます。(米国では連邦助成研究成果のオープンアクセス義務化の議論もあります(H.R.5037:Federal Research Public Access Act of 2009))
今、科学技術政策は岐路に立っています。第四期の科学技術基本計画に向けて議論が進められているところですが、これまで述べてきたとおり、現行の単純な拡大路線ではやがて限界が来ることは目に見えています。かつ、何よりも認識いただきたいのは現行の施策の中で、成果は増加どころかむしろ減少しつつあるということです。こういった認識を元に、わたしはこれまでの施策を見直して、予算の拡大とは別に「研究者が研究に集中できる環境づくり」をもう一つの柱として位置づけること、そしてその具体的な方策として新たな発想に基づく研究開発管理のシステム構築を提案いたします。
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速度が劇的改善
一昨日レンタルサーバに対して、ちょっと遅すぎではないかと文句を言ったところ、このような回答が来た。素早い対応ありがとうございます、そして疑ってすいません。
結論から言うと、遅い原因はtwitterであった。どういうわけか分からないけれども、twitterのブログパーツ(公式サイトで作れる奴)で応答待ちが発生していて、これが原因で表示が遅かったようなのである。 こちらのサイトからtwitterに飛ぶという動きは特に想定していないため早速外してみたところ、速度が急激に改善。体感で、およそ2分の1くらいになった。
これで、ようやく普通のサイト程度の速度が確保できることになった。更新作業それ自体も、反応が遅いためにずいぶん手間取っていたのだけれども、その手間も多少は軽減できそうで実に喜ばしい。それと、ようやくアフィリエイトを貼る余裕もできたというものだ。サーバ代くらいは稼ぎたいなぁ。
サイト表示に時間がかかる件につきまして
ご利用のmysqlサーバーの負荷状況など確認、調査を行いましたが
データベースやサーバーで負荷の発生はございませんでした。
お客様のwordpressが表示が遅い件でさらに調査を行いましたところ
いくつかのご利用のプラグインで処理待ちが発生しており
そのうちtwitterを表示するプラグインに関しましては
twitter.com側の応答待ちが発生している状況でございました。
この場合、弊社サーバーで負荷がなくても
サイトの表示に時間がかかるなどの影響を受ける形となります。
結論から言うと、遅い原因はtwitterであった。どういうわけか分からないけれども、twitterのブログパーツ(公式サイトで作れる奴)で応答待ちが発生していて、これが原因で表示が遅かったようなのである。 こちらのサイトからtwitterに飛ぶという動きは特に想定していないため早速外してみたところ、速度が急激に改善。体感で、およそ2分の1くらいになった。
これで、ようやく普通のサイト程度の速度が確保できることになった。更新作業それ自体も、反応が遅いためにずいぶん手間取っていたのだけれども、その手間も多少は軽減できそうで実に喜ばしい。それと、ようやくアフィリエイトを貼る余裕もできたというものだ。サーバ代くらいは稼ぎたいなぁ。
2010年5月14日金曜日
レンタルサーバのサポートに文句を言ってみる
今週は通常よりも多少余裕があって、夜に帰ってきてからチョコチョコとサイトをいじっている。更新も定期的にできている。筋金入りの三日坊主だけに明日が心配であるが。
そういうわけだが、いい加減にサイトの遅さにイライラしている。計測してみると、ページを表示させるために平均10秒くらいかかっている。この状況を何とかするべく、使用していないテーマ、プラグインの削除、データベースの最適化などを行ってきたのだが、まだまだ一般的なサイトに比べるとあまりにも鈍重だ。
そこで、タイトルどおり、ちくりと文句を言ってみた。以下のような記事があったのも後押しになった。
アート×コトバ - 言ってみるものですね-Wordpressの件でのロリポップへの一言
わたしが今使っているチカッパ!と記事のロリポップの運営会社は同じ。
どうなるか分からないが、分かったらまたここに書いてみる。文句ということで思い出したが、文科省で以下のような募集をやっていて、自分もご意見述べさせていただいた。(4/30締切で、今はすでに終了)
科学技術政策に関するご意見募集について:文部科学省
わざわざ職員の人から返信が来ていて、丁寧だなーと思う反面、あんまり意見来てないんだなーとも。そもそもこのご意見募集、元々は3月末だったけれども集まりが悪いんで延長したなんてかっこわるいことを科学技術・学術政策局長がしゃべっていたのだった(@科学技術の力による輝きのある日本の実現に向けて)。
科学技術発展、そのための科学技術政策発展の最大の敵は、民主党でも事業仕分けでもなくて、国民の無関心なんだろうなと思うことしきり。
それはそれとして、書いた内容については週末にでもここに貼り付けておこうと思います。ちなみに民主党のマニフェスト作成にあたってのご意見募集にも同じものを送っていたが、こっちは反応がなかったです。
そういうわけだが、いい加減にサイトの遅さにイライラしている。計測してみると、ページを表示させるために平均10秒くらいかかっている。この状況を何とかするべく、使用していないテーマ、プラグインの削除、データベースの最適化などを行ってきたのだが、まだまだ一般的なサイトに比べるとあまりにも鈍重だ。
そこで、タイトルどおり、ちくりと文句を言ってみた。以下のような記事があったのも後押しになった。
アート×コトバ - 言ってみるものですね-Wordpressの件でのロリポップへの一言
わたしが今使っているチカッパ!と記事のロリポップの運営会社は同じ。
どうなるか分からないが、分かったらまたここに書いてみる。文句ということで思い出したが、文科省で以下のような募集をやっていて、自分もご意見述べさせていただいた。(4/30締切で、今はすでに終了)
科学技術政策に関するご意見募集について:文部科学省
わざわざ職員の人から返信が来ていて、丁寧だなーと思う反面、あんまり意見来てないんだなーとも。そもそもこのご意見募集、元々は3月末だったけれども集まりが悪いんで延長したなんてかっこわるいことを科学技術・学術政策局長がしゃべっていたのだった(@科学技術の力による輝きのある日本の実現に向けて)。
科学技術発展、そのための科学技術政策発展の最大の敵は、民主党でも事業仕分けでもなくて、国民の無関心なんだろうなと思うことしきり。
それはそれとして、書いた内容については週末にでもここに貼り付けておこうと思います。ちなみに民主党のマニフェスト作成にあたってのご意見募集にも同じものを送っていたが、こっちは反応がなかったです。
2010年5月13日木曜日
[20100513]本日見つけた公募情報
ようやくリストが復活。
長らくリンクが切れていた、サイトトップからアクセスできる一覧表がようやく復活した。各リンクは以下のとおり。大分類ごとに分けて作成している。事業によっては複数にまたがっているものもあるため、その場合には双方に表示されている。せっかくなのでリンクを貼ってアピールしておくことにしよう。一応、現時点で応募可能なもののみを表示させている。
人文社会系 | kenq.info*
理工系 | kenq.info*
医歯薬生命系 | kenq.info*
その他の領域 | kenq.info*
このリストは週に1回くらいは追加・修正を行いたい。
また、今日は長らくさまざまな問題を引き起こしてきた日本語リンクの修正を行った。気のせいかもしれないが、サイト全体の速度が多少向上したような気がする。現状でも異常に重いことには変わりないわけだが。この辺りはこれからも調査である。
人文社会系 | kenq.info*
理工系 | kenq.info*
医歯薬生命系 | kenq.info*
その他の領域 | kenq.info*
このリストは週に1回くらいは追加・修正を行いたい。
また、今日は長らくさまざまな問題を引き起こしてきた日本語リンクの修正を行った。気のせいかもしれないが、サイト全体の速度が多少向上したような気がする。現状でも異常に重いことには変わりないわけだが。この辺りはこれからも調査である。
[20100512]本日見つけた公募情報
2010年5月12日水曜日
2010年5月10日月曜日
ようやくtwitterにリンクが復活
今日気付いたのだけれども、毎度の更新のたびに勝手に発信されるtwitterのつぶやきにリンクが付いていなかった。これじゃあ何の意味もないじゃないかということで、今日いろいろといじっていてようやく理解できた(多分)。同じように迷う人のため、そしてすぐに忘れそうな自分のため、ここに情報を残しておこう。
twitterへの自動更新を行っているのは「Tweetly Updater」というプラグイン。管理画面の中でtwitterとbit.lyへログインしておけば、wordpressの投稿を行うたびに勝手にtwitterにそのタイトルとリンクを送ってくれる。
しかしこのプラグイン、ちゃんとtwitterに表示されないことがある。以前にも同じようなことがあったのだが、そのときはタイトルが長いためだった。長いとはいえ140文字以内、しかし表示されないということで悩んでいたのだが、このときはプラグインの編集画面をいじることで解決した。このプラグインはどうもデフォルトの設定では「140バイト」で制限がかかっているようで、日本語環境では半分の70文字しか入力できない。なので、編集画面の文字列の中の「140」を「280」に変更してやることで、ちゃんと表示されるようになった。
今回も結局のところ、問題は同じ。URLが長すぎたのだった。wordpressでは各投稿のURLをいくつかの選択肢から選ぶことができる(パーマリンクの設定というやつ)。このサイトでは、その中で投稿のタイトルを設定している。これはタイトルに投稿コード(「20100300」といった「年度」+「通し番号」)があって、個々の記事のURLの中にこのコードを入れるため、これをなぜ入れるかというとリストを作成のため(ややこしいので詳細は省略)。
記事のタイトルをURLにしようとすると、そこに日本語が含まれてしまう。URLに日本語が含まれると、別の場所に貼り付けたときに異常に長い文字列になることはよくある話(例は以下、モノは適当)。
貼り付け前
http://www.amazon.co.jp/ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破-EVANGELION-2-22-YOU-ADVANCE-Blu-ray/dp/B002HK3HWE/ref=pd_ts_d_1?ie=UTF8&s=dvd
貼り付け後
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B1%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%B2%E3%83%B3%E6%96%B0%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88%EF%BC%9A%E7%A0%B4-EVANGELION-2-22-YOU-ADVANCE-Blu-ray/dp/B002HK3HWE/ref=pd_ts_d_1?ie=UTF8&s=dvd
これでまた長すぎと判断されて、表示されなかったのだと思われる。その証拠として、記事のURLを公開前に修正(日本語部分を削除)してやると問題なくURLが表示されるようになった。
URLに日本語が含まれると、ちゃんと表示されないぞ!という教訓でした。あっちこっちググってみたけれどもどこにも掲載されていなかったので、一応書いておいた。毎度毎度、しょうもないことでつまづいてばかりだが、多少前には進みつつある。明日も頑張ろう。
twitterへの自動更新を行っているのは「Tweetly Updater」というプラグイン。管理画面の中でtwitterとbit.lyへログインしておけば、wordpressの投稿を行うたびに勝手にtwitterにそのタイトルとリンクを送ってくれる。
しかしこのプラグイン、ちゃんとtwitterに表示されないことがある。以前にも同じようなことがあったのだが、そのときはタイトルが長いためだった。長いとはいえ140文字以内、しかし表示されないということで悩んでいたのだが、このときはプラグインの編集画面をいじることで解決した。このプラグインはどうもデフォルトの設定では「140バイト」で制限がかかっているようで、日本語環境では半分の70文字しか入力できない。なので、編集画面の文字列の中の「140」を「280」に変更してやることで、ちゃんと表示されるようになった。
今回も結局のところ、問題は同じ。URLが長すぎたのだった。wordpressでは各投稿のURLをいくつかの選択肢から選ぶことができる(パーマリンクの設定というやつ)。このサイトでは、その中で投稿のタイトルを設定している。これはタイトルに投稿コード(「20100300」といった「年度」+「通し番号」)があって、個々の記事のURLの中にこのコードを入れるため、これをなぜ入れるかというとリストを作成のため(ややこしいので詳細は省略)。
記事のタイトルをURLにしようとすると、そこに日本語が含まれてしまう。URLに日本語が含まれると、別の場所に貼り付けたときに異常に長い文字列になることはよくある話(例は以下、モノは適当)。
貼り付け前
http://www.amazon.co.jp/ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破-EVANGELION-2-22-YOU-ADVANCE-Blu-ray/dp/B002HK3HWE/ref=pd_ts_d_1?ie=UTF8&s=dvd
貼り付け後
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B1%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%B2%E3%83%B3%E6%96%B0%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88%EF%BC%9A%E7%A0%B4-EVANGELION-2-22-YOU-ADVANCE-Blu-ray/dp/B002HK3HWE/ref=pd_ts_d_1?ie=UTF8&s=dvd
これでまた長すぎと判断されて、表示されなかったのだと思われる。その証拠として、記事のURLを公開前に修正(日本語部分を削除)してやると問題なくURLが表示されるようになった。
URLに日本語が含まれると、ちゃんと表示されないぞ!という教訓でした。あっちこっちググってみたけれどもどこにも掲載されていなかったので、一応書いておいた。毎度毎度、しょうもないことでつまづいてばかりだが、多少前には進みつつある。明日も頑張ろう。
2010年5月5日水曜日
ブログを始めることにした。
ブログを始めることにした。今までも別のところには書いてきたのだけれども、このブログではタイトルにあるkenq.infoの開発ブログ(というのもおこがましい代物ですが)。
kenq.infoとは何か。様々な研究費の公募情報をひとつにまとめて分かりやすく見られることを目的としているサイトである。わたしは大学の事務職員で、研究費関連の業務に以前携わっていた。今年の2月初旬にふとサイトのイメージを思いつき、急遽作ることになった。そして今のところ、それなりに更新がぼちぼちと行われているところである。詳細についてはまたここでお伝えすることになることだろう。
サイト更新の傍らでブログを始めようというのはまた別の話である。その直接的な理由は、サイト更新についての情報提供場所の確保。本稼働まではtwitterアカウントでその日の更新内容などをつぶやいていたのだけれども、今は新規の公募情報を流す用途に使用している。ここに書いても良いのだけれども、そういうのはわりと評判がよろしくない。少なくとも自分は嫌だ。たいていのユーザは自分の求めたサービスを利用したいのであって、それに勝手に付いてくる別の何かというのは邪魔でしかない。楽天、ヤフーのメルマガの嵐を体験したことがある人にはよく分かることだろう(最近、楽天のメルマガはかなり解約しやすくなった。ヤフーは今もダメダメ)。
もう一つの理由は、たまたま読んでいたこんな文章を見つけたため。
翻訳がイマイチなのか所々日本語があやしいがともかく、「親しみある様演出」というところが重要である。何らかのサイトを利用するにあたって、何者がそのサイトを運営しているのかというのは気になるポイントである。それによって、ユーザとしてどうあるべきかという立ち位置も変わってくる。しっかりとした資本のある組織によるサービスであれば、ユーザは文句を言っていれば良い。他方、たとえばオープンソースのプロジェクトであればそれよりももっと前向きな参加が求められるだろう。
このプロジェクトは、明らかに後者の立ち位置である。管理者は自分一人。しかも、技術的なことはさっぱりだ。こんな状況であって、もしかすると現状の技術のなさをアピールしていれば、より詳しい方が参加してくれるなり引き継いでくれるなりという展開があるかも、という希望的観測がこのブログの開設には多分に含まれている。
最後に理由をもう一つ。様々な公募情報を今はひとつひとつ人力で登録しているわけだが、多くの事業の情報を眺めてくることから見えてくるものがあり、それを伝える場があるべきではないかと考えるようになった。おそらくこのような酔狂なことをやっている人間はそれほど多くはない。であれば、そこから導き出される知見も多少の希少価値を持つといっても良いのではないか。そもそも、公募情報を集めるという行為の本来の目的は単なる情報提供ではなくて、収集した情報を元に日本の研究助成の現状を分析し、改善につなげていくことにある。この観点からすれば、むしろこっちの方が実体と言えるのかもしれない。まったくもってまとまっていない、メモ書き程度にはなるだろうけれども、こういった情報も提供していきたいと考えている。
そういうわけで、ぼちぼちよろしくお願いいたします。
kenq.infoとは何か。様々な研究費の公募情報をひとつにまとめて分かりやすく見られることを目的としているサイトである。わたしは大学の事務職員で、研究費関連の業務に以前携わっていた。今年の2月初旬にふとサイトのイメージを思いつき、急遽作ることになった。そして今のところ、それなりに更新がぼちぼちと行われているところである。詳細についてはまたここでお伝えすることになることだろう。
サイト更新の傍らでブログを始めようというのはまた別の話である。その直接的な理由は、サイト更新についての情報提供場所の確保。本稼働まではtwitterアカウントでその日の更新内容などをつぶやいていたのだけれども、今は新規の公募情報を流す用途に使用している。ここに書いても良いのだけれども、そういうのはわりと評判がよろしくない。少なくとも自分は嫌だ。たいていのユーザは自分の求めたサービスを利用したいのであって、それに勝手に付いてくる別の何かというのは邪魔でしかない。楽天、ヤフーのメルマガの嵐を体験したことがある人にはよく分かることだろう(最近、楽天のメルマガはかなり解約しやすくなった。ヤフーは今もダメダメ)。
もう一つの理由は、たまたま読んでいたこんな文章を見つけたため。
開発者ブログで製品は生き続ける
ブログは製品が生きている証だけでなく、あなたの会社を親しみある様演出してくれます。個人個人への親しみあるトーンも続けましょう。
Getting Real by 37signals
翻訳がイマイチなのか所々日本語があやしいがともかく、「親しみある様演出」というところが重要である。何らかのサイトを利用するにあたって、何者がそのサイトを運営しているのかというのは気になるポイントである。それによって、ユーザとしてどうあるべきかという立ち位置も変わってくる。しっかりとした資本のある組織によるサービスであれば、ユーザは文句を言っていれば良い。他方、たとえばオープンソースのプロジェクトであればそれよりももっと前向きな参加が求められるだろう。
このプロジェクトは、明らかに後者の立ち位置である。管理者は自分一人。しかも、技術的なことはさっぱりだ。こんな状況であって、もしかすると現状の技術のなさをアピールしていれば、より詳しい方が参加してくれるなり引き継いでくれるなりという展開があるかも、という希望的観測がこのブログの開設には多分に含まれている。
最後に理由をもう一つ。様々な公募情報を今はひとつひとつ人力で登録しているわけだが、多くの事業の情報を眺めてくることから見えてくるものがあり、それを伝える場があるべきではないかと考えるようになった。おそらくこのような酔狂なことをやっている人間はそれほど多くはない。であれば、そこから導き出される知見も多少の希少価値を持つといっても良いのではないか。そもそも、公募情報を集めるという行為の本来の目的は単なる情報提供ではなくて、収集した情報を元に日本の研究助成の現状を分析し、改善につなげていくことにある。この観点からすれば、むしろこっちの方が実体と言えるのかもしれない。まったくもってまとまっていない、メモ書き程度にはなるだろうけれども、こういった情報も提供していきたいと考えている。
そういうわけで、ぼちぼちよろしくお願いいたします。
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