2010年7月25日日曜日

twitterの2号アカウントを作った。

kenq.infoのtwitterアカウントの2号を作ってみた。公募情報と、それ以外の情報は分けるべきではないかと思ったため。対象としている情報見たくて登録しているのに、それ以外の情報を延々と流されるのは嫌でしょう。自分は嫌です。なので、それ以外の情報は別のアカウントで流すことにしました。ブログの更新情報、情報を探している過程で見つけた興味深い情報などは2号の方で流します。他方の1号、kenq.infoアカウントでは今後、公募情報しかツイートしません、間違わない限り。

2010年7月18日日曜日

コクダイパン会議に参加してました。

コクダイパン会議に参加してました。最近めっきり更新が滞っておりましたが、原因はこれです。

http://kokudaipan.info/index.html

今までも何度か参加はしていたのだが、今回は事例報告として発表を行うために事前準備に忙殺され、本業がまったくおろそかになってしまっていたのでした。

ちなみに内容は最近興味を持っている文科省からの出向人事について。せっかくなので資料を公開してみようと思う。あつかった内容については当日も時間的な都合により話せなかった部分、説明が足りなかった部分もあるので、その辺りのフォローはこのブログにてこっそり行いたい。

説明用パワポはこちら → http://bit.ly/doyoRo

反応はわりと良くて安心。ただ、意外に出向者に対して肯定的な方が多かったのには驚いた、かなり極端なイエスかノーかを突きつけたためかと思うけれども。全体的な印象としては、人材のひとつのチャンネルとしては必要だが、それ以外の民間からであったり、生え抜き職員であったりといった多様な人材を登用することも大切だというところでまとまっていた。極論に走りがちな自分にしては多少物足りない内容だが、現実論としては至極まっとうなものと思う。

それと、kenq.infoの宣伝ができたというのが何よりの成果だった。正直、熟議カケアイについても当初はkenq.infoの名前を広く知ってもらうためという部分が大きかった。その後、ヒートアップしてそんなことは忘れて熱中していたわけだが、それが今回の事例報告につながり、結果的に宣伝につながったのだからよしとしよう。

最後に、コクダイパンに参加されて、このサイトに興味を持っていただいた方へ。アクセスしていただきありがとうございます。報告の際にも多少話をしたのですが、大学職員としての専門性をどのように磨いていくのかというところから生まれたのがこのサイトです。わたしは大学に採用されてからずっと研究費関係の部署に属していました。最近はリサーチアドミニストレータなどという職を日本にも根付かせていこうという話がありますが、こういった方は研究職出身の方がほぼすべてを占めています。そういった部署にとって、事務職員としてスペシャリティをどのように確立させていくかと考えたときのひとつの答えがこれだったのでした。すなわち、様々な研究費の情報を知り、その情報を研究者に対して提案していくことのできるスキル。今は単に新着情報を紹介するだけのサイトですが、今後はもっと付加的な情報も提供できればと考えています。目指すは研究費マイスター!?今後は分かりませんが、そういった意気込みでぼちぼち今後も更新していきますのでよろしくお願いいたします。


とりあえずはまず、大学の人たち向けの使い方の説明を整えたいと思います。研究者向けはようやく作ったのですが、他は今回の会議には間に合いませんでした。今はクリックしてもトップへ飛んでしまうので。。。

ちなみに研究者向けはこんな感じ。 → http://kenq.info/kenkyusha

2010年7月9日金曜日

国立大学法人における文科省出向者分析プログラム(出向くん)v0.2リリース

タイトルの、「国立大学法人における文科省出向者分析プログラム(出向くん)v0.2」とは、国立大学法人へどの程度文科省から出向者が来ているのかを調べるためにわたしが勝手に作ったプログラム。熟議カケアイ「国立大学法人の課題やその改善方策は?」の中でkenq.infoとして公言していた、大学における文科省出向者の方の分析を行うためにとりあえず作ったものである。

プログラムと呼称するのは相当おこがましい話で、ただの自動集計可能なExcelファイルというのがその実体である。いろいろとフィルタの条件を変えると、画面上に文科省出向者と、それ以外の方の数が表示される。機能はそれだけ。

一応、いくつか補足。
・登録されているデータは、「文部科学省国立大学法人等幹部職員名鑑」の21年度版を元に手入力で行いました。よって、情報の誤り、抜けが多少あることはご了承ください。
・対象としているのは、大学事務局に属していると思われる方限定で、図書館、病院、学部などは除いています。
・このファイル自体、扱っているデータの再配布などはご自由に行っていただいてかまいません。
・ただ、ブログなどで取り上げていただく際には以下連絡先へご一報いただけると嬉しいです。
・その他、このデータの活かし方、もっと賢い分析方法などありましたら教えてください。
・ご意見ご感想などもありましたら以下のアドレスへご連絡ください。

URL http://kenq.info
MAIL kenq.info(あっと)gmail.com
BLOG http://kenqinfo.blogspot.com/

最新版のVer0.2は以下からダウンロードできます。
国立大学法人における文科省出向者分析プログラム(出向くん)v0.2

いろいろなデータを引き出すことができるかと思うけれども、わたしが何よりもまず主張したいのは、大学事務局内部での上位層における文科省出向者の数の多さ。以下にさっそく「出向くん」から出力したグラフを示す。



このグラフを見れば一目瞭然であろう。大学事務局は、文科省出向者によってほぼ完全に支配されている。「課長 → 部長 → 役員」と、役職が上になるにつれて文科省出向者の占める割合が増えていき、役員レベルになるとほぼ全員は文科省出向者に占められてしまっているのである。ちなみに役員レベルでの残り1.1%(1名)は人事院からの出向者であり、大学で採用された職員がその大学の役員になっている件数はゼロである

是非はともかくとして、これが現実である。大学関係者の方々へぜひご意見伺いたい。